其の三:依頼掲示板
※この記事はYahooブログからの転載・引越記事です。
「ねぇ、死んだんだけど?
演奏したら死んだんだけど?
なにこれ?」
ちなみにこれがヴィオレットの演奏スキル」
隣の200%は[潜在]と呼ばれ、高ければ高いほどスキルレベルが上がりやすくなる。これを上げるには、レベルが上がったときに貰えるBP(ボーナスポイント)や依頼の報酬などで手に入る[プラチナ硬貨]を使うしかない」
「一般の村人なら満足させられるのに、なんで私は死んだのかな?かな?」 「理由は簡単。あの場に[普通じゃない奴]がいただけの話だ。実はヴェルニースの酒場にはユニークNPC[ザナンの紅血 ロイター]がいる。こいつは演奏レベルも高いうえになぜか投石に対してボーナスが乗るためへたくそな吟遊詩人を何人も*プチッ*としてきた実績があるんだ。だからよい子は決してヴェルニースの酒場で演奏しちゃダメだぞ。あと、ロイターは演奏パーティの依頼で100%出現する。こいつの近くでは演奏は禁物だぞ」 「[埋まる]はそのまま終了、セーブポイントから再開だな。デメリットはセーブポイントまで戻ることだ。注意して欲しいのは[這い上がる]のほうだ。これは自宅に戻るかわりに一部のアイテムや金貨を死んだその場に置いてくる。あと、[主能力]がいくつか下がってしまう点に注意だな。しかし、Lvが6になるまではこのデメリットが発生しない。一度は這い上がってみるのも経験のうちだ」
「そうだな、目標としてロイターさんを満足させられるような演奏家になろう。 そのためには何よりお金、プラチナ硬貨稼ぎが必要になる。プラチナ硬貨はさっきも言ったが、依頼やネフィア(ダンジョン)クリアの報酬でもらうことができて、使用用途とすれば次のようになる。
①トレイナーで新しいスキルの獲得
②トレイナーで持っているスキルの潜在回復
スキルのレベル自体は対応するスキルを使用すれば上がっていく。[演奏]すれば[演奏]に経験値が入るぞ。
で、その際に潜在が高ければ高いほど入る経験値が多くなる。逆に潜在が低ければ入る経験値が少なくなりレベルアップまで時間がかかってしまう、というわけだ」
「いいところに気がついたな。これはそのスキルが影響する主能力のアイコンだ。たとえば[演奏]なら[魅力]という主能力が鍛えられるぞ。もちろん主能力にも潜在が存在する。それはまた後日にしよう。なかなか今日のテーマに行けぬ」 [狙った獲物]、[家の周りのモンスター]、[護衛頼む]、[観光客の案内]か。
何が違うの?あと★マークはなんの意味?」
①調達
○○というアイテムが欲しいという依頼だな。
自分でアイテムを作るなり拾うなりして依頼人に渡す。
魔道具の杖だったり、クズ石だったりすれば割と手に入りやすいし、持っているもので不要なら受けても問題ない。
②交換
[狙った獲物]という依頼名でくるのがほとんどだな。
同じ街中にいるNPCが持っているアイテムと自分のアイテムを物々交換等で入手し、依頼人に渡すことで完了になる。同じ街中で済むから安全だし、★が低いのはほとんどが価値の低いアイテムだから交換もしやすくて序盤のプラチナ硬貨集めにはオススメだ。
③調理
①の調達の類似依頼だな。
最初から[料理]があるなら受けてみてもいい。作れるならな。
④護衛
誰かを○○まで連れて行って欲しい、という依頼だな。
この依頼、ある程度報酬も高く狙い目だと思われがちだが実は罠がある。
依頼文の中で、[危険な~][狙われている]というのがあれば暗殺者に襲われる可能性がある。暗殺者に襲われた場合、逃げることは依頼失敗につながりカルマが大きく下がってしまう。
次に[急ぎで]や[死ぬ前に]というのがあれば期間が非常に短く設定されている。街から、街への移動時間がわかっているならなかなか美味しい依頼だな。ちなみに時間をすぎると依頼人は死んでカルマが下がる。
最後に[観光客の]や「狙われることはない」だったらほぼ安全、期間も安全の案パイな依頼だな。基本はこれを狙うといい。
⑤配達
依頼人からアイテムを預かって、別の街へ届ける依頼だな。暗殺者にも出会わないし、楽な依頼だ。
たまに、何が依頼品かわからなくなって捨てたりした場合は失敗になるから注意だぞ。
⑥収穫
畑のマップに行って、決められた量の作物を収穫する依頼だな。筋力や重量挙げを鍛えることもできるし、[収穫]のスキルがあれば収穫にも経験値が入るぞ。
あと、実はこの作物、食べることができる。
何も食べ物がない、というときにこの依頼があれば畑を荒らしまくって腹を膨らませばいい。
なに、下がるのは名声だけでカルマは下がらない。合法だ。
畑マップには動物系モンスターが沸くから、仲間にしたかったり、軽い戦闘もできる。
⑦演奏
パーティ会場に行って、客を満足させる依頼だな。
ピアニストが受けるべき依頼でもある。
会場の中にいるNPCの前で演奏して一定ポイント満足させたら完了だ。
★が低ければ乞食や村人といった低レベルが集まるからピアニストなら最初でも満足させられるだろう。
しかし注意しないといけないのは、パーティ会場にはロイターなどのユニークNPCが混ざっている。
こいつらの前で演奏しようものなら、投石で命がマッハだぞ。
⑧討伐
モンスターを討伐してくれという依頼だな。
草原マップに飛ばされ、エリア内の敵を全滅させたら完了だ。
★の数が多いほど、敵が強いから注意だぞ。
討伐の依頼の場合、報酬に必ず装備品が貰える。品質的にはよくないものが多いが、序盤の装備埋めには使えないこともないだろう。
ちなみにここで死んだ場合、強制復活で依頼者の前に這い上がるが依頼失敗扱い&食事、ポーション効果の消滅だけで主能力の低下はないぞ。
名声が上がっていくと、[変異種討伐]という依頼も追加される。
序盤は依頼物なんかをよくみて、調達、交換、護衛、配達、演奏なんかをやっていくといい」
とりあえず交換依頼を受けてみるね」
「この中なら兵糧かな・・・。食事効果もないし。交換のときに注意して欲しいのは、[アイテムをまとめて交換しようとすると根こそぎ持ってかれる]ことだな。価値の低いアイテムでも個数が増えれば価値が上がる。しかし、必要以上に渡してしまう恐れがあるから注意が必要だな」
あとは依頼者に長椅子を届ければ依頼完了だ」
「これが報酬ね!なになにお金にプラチナ硬貨はいいとして・・・透明なポーションに苔むした巻物って何かわからないじゃない!」
「そう、アイテムのほとんどは[未鑑定品]であることが多く、鑑定をしてもらわないと真の価値や名前がわからない。ちなみに鑑定は有料だ。もちろん、鑑定しなくてもポーションは飲めるし巻物は読める。効果は使ってみてのお楽しみだ」
これで大体、依頼についてはわかっただろう?
次は何が知りたいんだ?」
あなたは透明なポーションを飲み干した。
これは毒薬だ!
あなたは死んだ、遺言は?
「次回は食事!」
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